人気ブログランキング |

オッペンハイマーの悲劇

オッペンハイマーという人は、原爆製造の最高責任者でした。
原爆製造は、最初はナチスが始めた。
ナチスに作らせたら大変だということで、アメリカが始めた。
マンハッタン計画という原爆製造の計画の責任者。
まだ、若干39歳。
いかに頭が良かったか。

それから不眠不休で研究に没頭した。
そしてついに完成した。
ナチスは途中で計画を断念した。

成功してニューアリゾナ州で実験を行って、アリゾナの砂漠からキノコ雲が上って、そのあまりの威力に感動したと言う。
天高くガッツポーズしたのがオッペンハイマー。
ところがその原爆が使われるときが来た。
そのときの大統領がトルーマン。
広島と長崎に落とされた。
それによって大変な惨劇が起きた。

それで、だんだんとふさぎ込んで鬱になってしまった。
戦争が終わって1ヶ月後に講演会をしたが、
そこで、私の手は血塗られていると言うことで、講演した。
そのあと、ろくな研究ができてない。

湯川秀樹が50歳のオッペンハイマーにあったそうだが、
70歳の廃人だったということだった。
なんてことを自分はしてしまったということになってしまった。

20世紀の初めに、イギリスの小説家がこういうことを言っている。
首のない巨人が歩いている。
科学という巨人がいるが、方向性を持たない。

いまは21世紀。
さらに大きな巨人がある。
だけど方向性を知らない。

アインシュタインは、
科学なき宗教は盲目であり、宗教なき科学は不具である。
と言っている。

科学的な根拠のない宗教は盲目である。
宗教を語るとき、論理性を失うと迷信になってしまう。
そのあとの言葉、宗教なき科学は不具である。
イギリスの小説家で言うなら、首のない巨人。

目的なしの手段は、破滅あるのみ。

アインシュタインは
科学に欠けているものを埋め合わせてくれるものがあるとすれば、
それは仏教だと言っている。



by sakyamuni | 2020-07-14 12:00 | 仏教