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趣味や生きがいの3つの特徴

人生を泳ぐことにたとえると、
生まれたときに太平洋のような広い海に放り込まれたものです。

周り中、海と空ばかりで、どこへ向かって泳いでいいか分かりません。
そんな海に放り込まれたら、どこへ向かって泳ぎますか?

とりあえず、周りに浮いている丸太や板切れにすがりたいと思います。
それにすがりつくと、やれやれと思います。
一時的にはいいが、波がくるとくるっとひっくり返って
塩水飲んで苦しみます。

もっと大きな丸太ならこんな目に合わなかったはずだと
もっと大きな丸太を目指して泳いで行きます。

ところが、もっと大きな丸太もやはり浮いたものですので、
波がくると、くるっと裏切られてまた苦しむ。

やがてはもう泳げませんと力なくして沈んでいくしかない。
もし空と水しか見えない海なら
このようになってしまうのではないでしょうか。

ではどうして私達の人生を海にたとえたのでしょうか。

生まれてきたというのは、
海にほうりだされたようなもの

自分の意思で生まれたのでなく、
気づいたら人間だった。

生まれてきた時点で
このために生まれてきたと知っている赤ん坊はいない。
いたら怖いですね。

どのように泳いでいくかはよく考えています。
受験をどう乗り越えるか、
就活をどう乗り切るかは考えていますが
どうすれば子供を育てられるか、
どうすれば仕事ができるかは考えますが、
そうやってどこに向かって生きていくかはわからないままです。

仕事や勉強ばかりだとつらいので、何か楽しめるもの。
趣味を見つけて打ち込みます。

音楽が趣味の人は、音楽を聞いている時間は
つらい勉強を忘れていられると思います。

スポーツが趣味という人、
旅行にいくことが趣味ですという人もあります。

外に出歩くより家の中でゲームするのが趣味という人もあります。
友達とUSJに行くのが好きですという人もある。
このような趣味や生きがいが丸太です。

え、どうしてというと、
それは3つの共通する特徴がある。
だから丸太だといわれる。

一つ目はこれらの趣味や楽しみは続かないということ。
楽しいな、嬉しいなと言う心が長続きしない。

好きな曲、1曲リピートする人あるが、5回10回ならいいが、
100回200回となるとどうか?かえって辛くなる。

富士山見たことない人が富士山を始めてみると、
「富士山は大きいな」
と思うが毎日みている人は、ただの山。
このように続かない。

これを経済学の言葉では、
限界効用逓減の法則といいます。

限界・・一つあたりの
効用・・効果
逓減・・だんだん減っていく

回数を繰り返していくと満足度はどんどん減っていくということ。

運動して喉がカラカラのときに、
誰かからアクエリアスどうぞと渡されると一口目は本当にいい。
一気に飲み干すと、いやー君いい飲みっぷりだね。
もう一本どうぞ、と渡される。
おいしいが1本目ほどではない。
じゃあもう一本。
こうなるともう美味しさは感じない。
4本目、5本目となると逆に苦しくなる。

ずっと楽しみを感じ続けていたいと思うが、繰り返していくと
満足度が下がっていってしまう。

どんな楽しいことでもやがては色あせてしまう。
高校の時修学旅行にいく。
これは楽しかった。
だが、今その楽しみはどうか。
写真をみればこんなことあったなとおもうが、喜びは色あせてしまう。

大学に合格したときはどうか?

合格が決まったときには楽しかったが、しばらくすると色あせてしまう。
大学に来るときは楽しみだったが、
3ヶ月4ヶ月立つと大学の風景も見慣れて授業もしんどくなる。
試験が近づいてきた。勉強しないといけない。
しんどいなとなる。かつての大学合格の喜びは色あせてしまう。

USJは楽しみだが、夢の国に行っている間は楽しいが、
帰りはああまた明日から学校か、仕事か、と現実に逆戻り。

この趣味はずーっと続いていますよという人あります。
それは何?と聞くとポケモンです。
しかし、ゲームやりすぎて単位を落としたら、
こんなんだったらゲームやるんでなかったと後悔する。

趣味や生きがいが丸太や板きれといわれる
2つ目の特徴は、きりがないということです。

どんな楽しいことでも終われば空きてしまう。
それでもっと別のものが欲しくなります。
音楽でもいい曲があったとなってもやがて飽きる。

旅行が好きでも同じところばかり行くことはありません。
YOUTUBEで動画を見るのが好きな人は、
関連動画が表示される。
好きなものなのでまた次のをみてしまう。
すると次の動画がでる。
そうするとまた見てしまう。
気づくと時間がどれだけあってもたりない。

キリがない。不満になる。
最新作のゲームを友達が持っている。
ああいいな自分も欲しいな、なのに自分は持っていない。

3つ目の特徴は、健康だからこそ楽しむことができる。
しかし健康が崩れたらどうか。
例えば病気になる事がある。

インフルエンザになると高熱が出て体がだるく家で寝ているしかない。
その時友達からカラオケ誘われてもいこうという気にならない。
行っても辛いだけ。

旅行先で風を引いた。そうすると旅行も楽しめなくなる。
また年をとると今までできた楽しみができなくなる。

目が遠くなるとゲームできない。足が弱るとスポーツができない。
旅行にもいけない。
やがては死んでゆく。
末期ガンですといわれたらどんな楽しみも楽しみでなくなる。
好きなアーティストのライブのチケットが当たっても楽しみでない。

これらの3つの特徴があるのでこれらの楽しみは丸太にたとえられる。

この海でいったら大きな船があればいい。
この船にのることができたら今まで一生懸命泳いできてよかったと喜べる。
ではこの船に当たるものとは何か。

丸太の性質とは逆で、
1色あせない
2完成がある
 どこまでも求めてもキリがないものでなくここまで頑張ってきて
3年をとっても病気になっても今死ぬとなっても壊れない、喜べるもの

そういうものが船にあたります。
そうきくとそんなものがあるんですか?と思う。

実は色々な哲学や古典にかかれている。
例えばいろはにほへとで始まるいろは歌にも書かれています。
「色は匂えど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ
 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔いもせず」
分かりました?
ビデオもありました。



by sakyamuni | 2020-05-31 18:00 | 生きる意味