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奈良仏教は絶大な権力を持っていた

奈良県は、2010年に騒がしまなっていました。
奈良遷都から1300年。町おこしに理由をつけます。
平城京710年。
奈良から京都へ794うぐいす平安京。
794坊さんと覚えました。
84年間奈良に都がありました。
長いようで短いような感じです。

奈良には、東大寺、興福寺があります。
これは華厳宗法相宗です。
駅から歩いていけます。
東大寺には奈良の大仏があります。

奈良の僧侶は大変、力を持っていました。
隆盛を極めていました。
絶大な権力です。
そのため、このの力から離れるために、遷都したのです。

本来の仏教のあるべき姿をとっていたとは思えません。
権力者から嫌われるほどの権力をもっていました。
仏教はそんなのが目的でしょうか。

金や権力は人生の目的でない。
それでは臨終に後悔すると教えるのが仏教です。

仏教は538年に伝わったといわれます。
それから権力をもち、政治に影響をあたえるようになって、
そこで平安京に移りました。

1192年に鎌倉幕府、源頼朝は征夷大将軍となりました。
1185年を、最近では鎌倉時代とするようになりました。
平安京400年です。

1185年には守護・地頭を置いて、
権力基盤を築いていたからです。
そのため、実質的な鎌倉時代の幕開けを1185年としているのです。

京都になると、奈良の寺からは離れて、比叡山はちょっと離れています。
比叡山ももっていた。
奈良を南都という。
比叡剤は北嶺。
南都も北嶺も仏教ならざる仏教になっていました。

親鸞聖人が正しい仏教を明らかにされた。
権力や金では幸せになれないぞ、
と言われれば、怒ります。

そのため仏教はいつの時代にも非難を受けます。
非難を受けないようにするためには、仏教の教えをねじ曲げるしかない、
ということになります。


by sakyamuni | 2020-03-21 12:00 | 宗教