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施しはお金と仏法とどっちがいい?

仏教では、布施には大きく分けて2つあります。
財施と法施です。

財施というのは、お金やものを施すこと、法施とは、仏教の教えを施すことです。

例えば財施というのは、ビル・ゲイツも2兆円で、感染症を根絶する財団を作りました。
これも多くの人々の苦しみをなくし、幸せにしようとする財施となり、素晴らしいことです。

ところが、財施も尊いが法施はもっと尊いものです。
なぜかというと、病気を治すのは、この世限りのことですが、
仏教の教えによって、後生の一大事を解決すれば、
未来永遠の幸せになれるからです。

ですから
恒沙の身命を捨ててもなお、一句の法門を聞ける報いには及ばず
と『持名鈔』にいわれています。
ガンジス河の砂の数ほどの肉体を捨てても、一句の仏教の教えを聞いてなれる幸せには及ばないということです。
なぜなら、仏教が教える幸せは、無限の幸せだからです。

それほどのことが、仏教に教えられているのです。



by sakyamuni | 2019-12-26 18:00 | 仏教