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煩悩しかない人間の姿

私たちの心の病を、仏教では、
無明業障の恐ろしき病」といわれます。
無明」というのは、ここでは煩悩のことです。

煩悩でばかり作って死ねば一大事、そういう悪ばかり作っている病人です。

それで私たちは、煩悩はコントロールせねばならないと思っています。
コントロールせよといったら、コントロール出来る心があるということです。
逆に、煩悩はコントロールできないといったら、どうでもいいと思ってしまいます。

麻薬患者は麻薬患者をコントロールできません。

煩悩具足は煩悩100%
清らかな心はありません。

煩悩をコントロールするのは煩悩です。
万引きしないのは、万引きするとリストラになってよけい損をするからという
損得勘定をしています。

損得も煩悩です。
盗んでえられる満足と、捕まって不幸になるのと
どちらがいいかという利害打算です。

心で思うだけなら法律、倫理で引っかからねばいいでないかと思いますが、
それは法律や倫理にはかからないです。
しかし、人間は煩悩しかないということです。
真実をありのままに言われたお言葉を道徳や法律で判断しているの私達です。

次に
無明業障」の「業障」というのは、悪業を作って、碍りになって苦しみます。
悪を造った因果応報で、この世も、死んでからも地獄で苦しみます。
これを後生の一大事といいます。

その後生の一大事の解決を教えられたのが仏教です。




by sakyamuni | 2019-11-29 12:00 | 罪悪