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仏教を伝えるときにまず大事なこと

仏教を聞いて、意味が分かれば、
こんなすばらしい教えを独り占めしては勿体ないと、
伝えずにおれなくなります。

しかしながら、仏教を伝えるということは、
突撃力、突破力が要求されます。

はじめて仏教を聞く人がいる場合、
自分が怖い人に見られているだろうなということで、
逃げ腰で話ができません。
二人の間にある壁が破れない。

真実の仏法を伝えるには、
これをまず破らなければなりません。
逃げ腰の殻を叩いて一歩前に出るのです。

そういうものを打ち破って、空中分解も結構、
これが仏教を伝える上でもろ大事です。

関係がこじれた人に声かける、
こういうのにうじうじして、
失敗するんじゃないか、とか、不安に思ったり
思いっきり逃げたのに捕まったとか、
過去に引きずられてうじうじしている自分を打ち破る。
どうしようか、というときに悪いことならやりますよ。
太るかな?
と思っても食べる。

仏教を伝えようかどうか、
仏教の学問をやろううかどうかという時はやらない。
煩悩のなせるわざです。
逆ですね。
仏法は迷っているうちにやる。
相手の壁を破るためにはまず自分の壁を破る。
そういう人の話でなければ、はじめての人は聞かない。

私の後輩が迷惑です。
自分も壁を破る。
あなたも破れ。
突撃突破力、これは大きい。
尻込みしてる、失敗を恐れ、迷って声をかけない。
行こうかと思った時、結局行かない。
これは自分のためにならない。



by sakyamuni | 2019-04-16 12:00 | 顕正