餓鬼と旦那と布施


仏教では、自分も苦しいけど先に相手を渡す度量のある人を、
布施者と言いまして、サンスクリット語でダーナと言います。

先に相手に布施をする、先に相手に満足させる、先に相手に与えます。
そういう行為そのものか、そういう行為をする人を指します。
そういうダーナが転じて、旦那さんという言葉が生まれたそうな。
旦那さんとは、先に相手に譲る、先に相手をたてる、先に相手を満足させる。
これが自分にとっていやなことであり、苦しいことであっても。
こういう人を旦那さんと言う。

勝ちにこだわっている人なら、勝たせてさし上げる人、
負けにこだわっている人なら、負けてさし上げる人。
立場を与えてあげる人、居場所を与えてあげる人。

その反対に、自分が先に譲ってもらわなければやっていけない人、
我慢ならない人、こういう人を餓鬼といいます。
仏教では、布施の功徳の足りない人。
そういう人が落ちるのが餓鬼界
とにかく自分が先に認めてもらいたい、先に満足したい。

仏教を聞き求めている私たちは、なかなか難しいけれども
少しでも餓鬼を脱して旦那さんとなれるよう、
光に向かって進ませて頂きましょう。




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by sakyamuni | 2018-09-08 13:00 | 実践 | Comments(0)