楽は下にあり

大学入ってすぐの人でも、
社会に出たら、少しでも出世したいと思います。
自分の意のままにたくさんの人を指図したい。
人の下よりは人の上に立ちたい。
そういう思いをもっています。

しかし、そうやって上り詰めていけば
どんどんと喜びが増えていくのかといえば、
そんなことはありません。
「楽は下にあり」
とも言われます。
有無同然です。

最近は倒産する企業も多いです。
そんな時、つい最近入社した人と、
部長とか社長と言われる人と、どっちが苦しむか。
地位の高い人の方が、不安で戦々恐々としてしまうそうです。
家族がたくさんいる。
ローンも残っている。
平社員は気楽なものです。
また新しいところに就職すればいい。

また、こんなことも言われます。
地位があがっていくと、
それまで何でも腹割って話せていた友達とも
昔のように話せない仲になってしまうんだそうです。
うかつなことが言えない。
地位だけでなく、にわかにお金持ちになると、
人を信用できなくなってしまうそうです。

地位が高くなると、うかつにものをしゃべれません。
ちょっとした発言が回りまわって誰に聞かれるか分かりません。
そんな悩みを話す友達もいなくなって、
インターネットで
「おれ自殺するかもしれない」
とかやるかもしれません。

戦国武将が城を築きます。
いろんな仕掛けがあるそうです。
いつ誰が自分を狙っているか分からない。
普通、家の外にいる時はビクビクしていても、
家に帰れば安心できるはずです。
それが家です。
なのに、家の中にまで自分の命を狙う人が
あるかもしれないという不安が絶えません。

もし有無同然だとすれば、
本当の生きる意味
仏教に教えられています。

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by sakyamuni | 2018-06-29 18:00 | 生きる意味 | Comments(0)