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浄土真宗の葬式で仏教の結論が説かれる

人生というのは、
みんな夢のような1つのアブクの中で、
家族などをアテにして生きています。

浄土真宗葬式でよく読まれる白骨の御文章には、
アッという間に過ぎ去る一生なんだ。
アッという間に、後生はすぐソバに迫っている
ということが書かれて、最後はこう結ばれています。

されば、人間のはかなき事は、老少不定のさかいなれば、
誰の人もはやく後生の一大事を心にかけて、
阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、念仏もうすべきものなり。

誰も後生の一大事といっても心かけてない、
後生の一大事が迫っています。

それは「誰の人も」ですから、全員です。
全人類が後生の一大事に直面します。

だから後生の一大事を解決しなさい。
それを救うというのは
阿弥陀如来だけだから、
はやく、後生の一大事を解決をしてもらいなさい。
と教えられています。

ブッダは、仏教の結論として
一向専念無量寿仏
と教えられています。

無量寿仏とは、阿弥陀如来のことですから、
阿弥陀如来一つに向きなさい、
阿弥陀如来だけを信じなさい、
ということです。

それが仏教の教えであり、浄土真宗の教えです。


by sakyamuni | 2018-02-07 12:00 | 仏教