堪忍の二字か四字かは知らねども

堪忍の二字か四字かは知らねども
こらえしのぶぞまことなりけり

ある和尚が四・五人の小僧を集めて説教していた。
人生の要諦を説いていた。
堪忍の二字が大事だと。
確かにそうです。
私たちが人生の目的を果たす上において大事なこと。
堪忍の二字が生きていく上で大事だぞ。
またなぜ生きるかの上でも大事だぞ。
そう説くと、小僧が
『和尚様、堪忍は二字ではありません、かんにんだから四字だ』
と言った。
するとこの和尚は短気だった。
『いいかこの堪忍と言う字はこらえしのぶと書いて二字だ』
すると小僧は
『和尚様、こらえしのぶとかいて六字ではありませんか』
と言うと和尚は遂に怒りが爆発して
『馬鹿者』と言うことで、小僧の頭を叩いた。
その時歌った歌。
言葉の意味を知っていたのは小僧。
人には言っていても本人が分かっていない。
言葉にとらわれてその心を失っている愚かさを誡められている。
これどっちでもいいんです、二字でも六字でも四字でも。
大事なのは腹を立てない。
堪忍は無事長久のもとと言われる。
ちょっとしたことで腹を立てていては駄目だぞといわれている。

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by sakyamuni | 2017-10-03 12:00 | 因果の道理 | Comments(0)