阿弥陀仏の本心とは?

48願の中でこの18願のことをいろいろの言い方で説かれていますが、
まず最初に把握せねばならないのは、
弥陀の48願の中で「選択本願」といわれているということです。
阿弥陀仏が48願の中から、これが私の本心であると
「選」び「択」って誓われたものです。

ここに「本心」というキーワードがある。
みなさんが仏教で書かれてあるものを
読んだり聞いたりすることあると思いますが、
いろんなキーワードがあると思います。
しかしこの「本心」というのは特に大事なものです。
「本心」というのは「目的」とか「狙い」とか
「真実」とか「本意」とかいうことです。

では「狙い」「目的」というのはどういうことかといいますと、
阿弥陀仏は十方衆生をどういうようにされるのか、
これが「本心」ということなんです。

この世のすべての人をどのような世界に送り出すことを目的とされているか、
ということです。

加藤紘一が内閣不信任案に賛成するぞ、と言っていました。
日本中が盛り上がっていたのに、直前になって
「今は名誉ある撤退」とか言い始めて、
日本中大ブーイング、野党も大ブーイング。

結局彼は何を目的にしていたか、それは保身ですよね。
自分が総理になるのが目的だったのか、森を降ろすのが目的だったのか、
それとも国民の幸せが目的だったのか。
人間の心っていうのは玉虫色ですよね。
何が究極の目的だったのか。

阿弥陀仏は一体、十方衆生をどういう世界に出させるか、
これが誓われているのが18願なんです。
その本心を言われている。
だから「選択本願」また「王本願」ともいわれます。

「十八番」訓読みすると「おはこ」もっとも得意とする、という意味です。
18番、いいイメージがする数字ですよね。
親鸞聖人は「この大願を選択本願と名く」といわれています。
この前には「大信十二嘆釈」ということで、
救われた心の世界はこういうものだと書かれています。

18願には三つの心にすると誓われています。
「至心」「信楽」「欲生」であります。
ここから「本願三心之願」といわれます。
この3つは「信楽」におさまります。
これを明らかにされたのが、天親菩薩。
そして曇鸞大師は信楽を破闇満願といわれました。
「信」とは「破闇」、「楽」とは「満願」です。
この身にするのが、阿弥陀仏の究極の目的であります。


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by sakyamuni | 2017-09-19 12:00 | 仏教 | Comments(0)