法然上人が迫害されたとき守られたものは?

承元の法難で、
法然上人が守られたのは、一向専念無量寿仏。

他にもお弟子がいたが、流刑に遭われたのは両聖人だけ。
このあとにおっしゃったお言葉。

「駛路はこれ聖者の行く処なり、謫所はまた権化の住処なり。愁とするに及ばず」

駛路とは、険しい道。誰も行きたがらない。
最近の若者は楽して結果を求める。
誰もが行くのを嫌う険しい道を行くのが聖者である。
また、我々親鸞学徒が進むべき道も駛路。
少しでも楽がしたいと思っているが、反対方向に向かって進む。
謫所とは、罪人が流される流刑の地のこと。権化は聖者と同じで、
聖者の住むところが謫所。
流刑の地が住みかで、そこで御縁のある人に、真実の仏法、
一向専念無量寿仏をお伝えせずにはおれない。
愁とするに及ばず。この法然は少しも悲しいとは思わない。
天皇や権力者に、無罪の罪で流刑の地にいこうとしているが、
それは聖者の、権化の住処なり、お前等、心配してくれるな、
と西阿を激しく叱られて、破門までされた。

心配するに及ばない。これが真実を説く者の行く道だ。
我々のいく道は、決して楽して進める道ではない。
みんなも親鸞学徒として、同じ道を進んでもらいたい。




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by sakyamuni | 2017-08-28 12:00 | 仏教 | Comments(0)