阿弥陀仏のご苦労とは

親鸞聖人の田植え歌

五劫思惟の苗代に
兆載永劫のしろをして

直訳すれば、阿弥陀仏はどんな苗代をつくったら丈夫な苗が育つかと
五劫の間考えられ、兆載永劫の間しろかきをされたという意味。
一劫は4億3千2百万年だから気の遠くなるような期間。

難度海で苦しむ人を渡したいと完全に救い切る為に、
南無阿弥陀仏の名号をつくたれた。
その為にいかにご苦労せられたか?

阿弥陀仏の五劫思惟の願と兆載永劫の修行によって完成されたのが、
南無阿弥陀仏といわれる。
そういうところから願行具足の南無阿弥陀仏といわれる。
南無阿弥陀仏の中には願も行もおさまっているんだ。
五劫思惟、兆載永劫の修業が収まっている。

正信偈には
「本願名号正定業 至心信楽願為因」

本願によってつくられた名号にはわたしたちを正定の身にする働きが
あるんですよ。
至心信楽の願、これを因となす。
阿弥陀仏の本願の設計図のとおりにつくられたのが、
南無阿弥陀仏の六字の名号。

教行信証行巻、大行利益
「大悲の願船に乗じて 光明の広海に浮かびぬれば
 至徳の風静かに 衆禍の波転ず」
大行というのは阿弥陀仏の作られた名号。
名号の働きによって救われる。
だから、大行利益といわれる。


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by sakyamuni | 2017-08-25 12:00 | 仏教 | Comments(0)