二河白道の悪友

二河白道に悪友が出てくる。
本当の幸せを教えてくれない。

アメリカ建国の父フランクリンが小さい頃、
笛を高く買いすぎた。
ボストンの貧しいローソク屋に生まれたフランクリンは、
笛が欲しくなった。
笛屋さんにいって
「笛をください!」というと
「坊や、いくら持っている?」
「これだけ」
「それなら笛を一本あげよう」
夢見ていた笛を吹きながら家に帰る。
兄弟から「それだけお金を出したら、そんな笛、4本も買えるぞ」
とあざけられた。
人間は高く買いすぎてしまうと反省した。
「服装の価値を高く買いすぎている」
「守銭奴も、金の価値を高く買いすぎている」。
人間は、欲にほだされると、真価以上にものを買いすぎてしまう。
ほんとはそんなに、お金を使わなくてもいい、
ほんとはそんなに遠くに行かなくてもいいことに
お金を使ってしまう。

広末涼子が阪大に来たら見に行く。
プレステ2が発売されたら、3日前から並んで買いに行く。
睡眠不足に陥ると、ずっと寝ていたい。
結局、相対の幸福と言うのは、見た目は楽しそうで、おもしろそうで、
評価しがちだけど、いざ手に入れたら、そんなにたいした事がない。
というのを笛を高く買いすぎる。

「ヤシの木の下で昼寝をしている。」
ナイロンを発明したカロザース。
万人垂涎の約束をデュポン社がした。どんな買い物をしても、全て会社が持つ。
彼の一生の遊び代を保証した。41才の若さで自殺した。
人間の幸福とは何か。
アメリカ人と現地人。
ヤシの木の下で昼寝ばかりしている現地人に説教する。
「もっと働け」
「金を儲けろ」
「家が買える」
「別荘も買える」
「そして、昼寝をするよ」
「そんなことならもっと前からオレは昼寝をしているよ」と。
幸福論の破綻を物語っている。人間の幸福はどこにあるのか。
天国にいるようなカロザースが自殺をしてしまった。
どこに向かっていけば幸せになれるかわからない。
五里霧中。

本当の幸せを知らない人を悪友という。
こちらの岸はどう生きるかに一生懸命の悪友ばかりで、
本当の生きる意味を教える人にあえない。


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by sakyamuni | 2017-08-12 12:00 | 二河白道 | Comments(0)