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真理に外れた教えを捨てて真理を信じなさい

正しい信心は一つです。
二つも三つもありません。

親鸞聖人は三重廃立で正しい信心を教えてゆかれました。
廃立の廃とは捨てるということです。
捨てものと拾いもの、
捨てるべきものと、信ずるべきものが3つあるのです。

その三重廃立の一つ目は内外廃立です。
仏教以外のすべての宗教外道であり、
助からないから捨てよと言われたのが
内外廃立です。

内外廃立とは、
内とは真理の内側ということで、
真理のことです。

仏教は、大宇宙の真理である
因果の道理に立脚して説かれていますので、
内道=仏教です。

外とは、真理の外側ということで、真理ではない、
真理に外れた教え、外道のことです。

因果の道理に反しています。
外道を信じていては助かりませんから、捨てなさい。
そして仏教を信じなさい。

親鸞聖人は、このようにいわれています。
「諸の修多羅に拠りて真偽を勘決し、外教邪偽の異執を教誡せば(親鸞聖人)

「九十五種世をけがす
 唯仏一道きよくます
 菩提に出到してのみぞ
 火宅の利益は自然なる(親鸞聖人)」

「唯仏一道きよくます」の「唯」とは、
唯一の唯で、たった一つということです。
唯一つ仏道、仏教だけがきよらかである、
間違いないのだということです。

蓮如上人も、このようにも教えられています。
「更に仏法にてはなし、あさましき外道の法なり、
 これを信ずるものはながく無間地獄に沈むべきにて徒ごとなり(蓮如上人)」

真理に外れた教えを捨てて
真理を信じなさいということです。


by sakyamuni | 2018-06-02 13:00 | 因果の道理