あなたの運命をつかさどる3つの行いとは

仏教では、心と口と体の三方面から私たちを見ておられる。

中でも仏教では心を重くみる。
仏教ではあまり数字は用いられませんが、
口や体で行う罪を1としたら、心で思う罪は2といわれる。
心で思ったことを口は言い、体は行う。
みなさんが今日ここに来たのも、心が命じたから。
私が話ししているのも。
口や体は心の奴隷。
口が悪いことを言い、体が悪いことを行えば、それは心が命じたから。
心と、口や体の関係は、火の元と火の粉。
火事のとき、火の粉に水をかけても所詮がない。
法律や倫理は口や体を取り締まる。
心は野放し。
火の元は手付かずだから、次から次へとおそろしい犯罪がおきる。
仏様という方は見聞知のお方。
お前たちが体でやっていることを見ているぞ、
どんなに小さな声で言ったことも聞いているぞ。
私たちが心で思っていることも知っておられる。
仏教とは、私達の一番大事な心を取り締まる。
私とは心。
真実の自己とは真実の私の心のこと。

心で何を思っていても、他人に迷惑をかけるわけではないし、
口や体にでなければ悪ではないのではと思う。
しかし、心で思う罪がもっとも重い。
一人の人が殺されても、それが故意か過失かで刑罰は大きく異なる。
法律でも心を重視するから。
「羽織が曲がってますよ」といえば直すが、
「根性曲がってますよ」と言うと腹を立てる。
心を大事に思っている証拠。
昔、社会党の浅沼委員長が演説中に20歳前の少年に刺し殺された。
殺した少年も悪いが、その少年をそそのかし、殺させた奴はもっと悪い。
ケネディ大統領暗殺事件。
非常に有名で、オープンカーでパレード中に脳をライフルでぶち抜かれて亡くなった。
やった犯人と思われる人物が逮捕されるが、暗殺される。
自分は手を汚さず、逮捕されることもなく陰ですべてを動かしている者こそ、もっとも悪い。
「殺るよりも、劣らぬものは、思う罪」と言われる。

法律は肉眼、倫理道徳は虫眼鏡、仏法は電子顕微鏡のようなもの。
私達の手を肉眼で見ても、汚いとは思わない。
虫眼鏡でみてもきれい。
ところが電子顕微鏡で見てみると、ばい菌の巣。
よくこんな手でおにぎりもって食べていた、と思う。
なかったものが見えるのではない。
あるから見える。
そして、見えない細菌やウイルス、悪性細胞によって殺される。
マムシや蛇、虎のような大きなものにかみつかれて死ぬ人は少ない。




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by sakyamuni | 2017-09-14 12:00 | 罪悪 | Comments(0)